ちょっとした違和感／商売心理学 商工会議所他の講演講師依頼で人気の酒井とし夫
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◆ちょっとした違和感
セミナーの実習である男性とペアを組みました。
その実習は相手が楽しいことを考えているのか、嫌なことを考えているのかを当てるもの。
私は相手の人が楽しいことを考えていて、そして子どものことを考えていると想像しました。相手に確認すると「子どものことを思い浮かべていた」とのこと。
セミナーの実習で別の男性とペアを組みました。
その人の隣に立ち、相手が今イメージしていることを感じ取る実習。
私はその人が高い位置から海と小高い山を見下ろしていると想像しました。
相手に確認すると観光でお城の天守閣に登り海と周囲の山を見下ろしたことを思い出していたとのこと。
講演後の懇親会の会場で隣に座った役員の方と話している時のこと。
「学生時代は山岳部だったのですか？」
と聞くとその方は
「そうです。」
と答えて、それからずっと山のことを楽しそうに話してくれた。
ちなみに、私は超能力者ではありません。
フツーのおぢさんです。
でも、相手の人が何をイメージしているか、どんなことに興味を持っているかが何となく分かるときがある。その理由は超能力ではありません。
その理由は『観察』。
それまでに相手と話していたこと、相手の表情、相手の趣味、好きなこと、相手の反応、ちょっとした言葉、何気ないひと言、身振り手振り、脚の動き、目の動き、雰囲気を観察することによって、今、目の前にいる相手の人が何をイメージしているか、どんなことに興味を持っているかが何となく分かるときがあるのですが、それは相手とコミュニケーションを取りながら何となく感じる『違和感』を観察しているからだと思います。
「あれ！？今までとちょっと反応が違う感じがする。」
「さっきまでとは表情に変化がでたように感じる。」
「なぜ、この会話の流れの中でこの言葉が出たのだ？ちょっとひっかかるなあ。」
・・・といった違和感。
最近は相手とコミュニケーションするときには、その違和感を大切にしています。
「ん！？なんとなく今までとは違うぞ」
という違和感。
それが相手の頭の中で広がっているイメージを想像したり、相手の関心事を推測する手がかりになります。
言葉だけではなく、相手の表情、顔色、笑い方、まばたき、、口調、テンポ、大きさ、身体の傾き、ジェスチャー等をよ～く観察するとお客さんの本心も分かるかもよ！？
PS.
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講演会講師実績その1 講演会講師実績その2
講演会の感想1 講演会の感想2
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