公表する/商売心理学 商工会議所他の講演講師依頼で人気の酒井とし夫
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☆酒井とし夫の新刊本 アマゾン書店マーケティング・セールス部門第一位獲得 =>『予算ゼロでも効果がすぐ出る 売り上げが3倍上がる!販促のコツ48』好評発売中。 ◆公表する 「多くの減量クリニックは、減量しようと個人的に決心するだけでは、パン屋のショーウィンドウからの巧みな誘い、おいしそうな調理の香り、深夜のセーラ・リーのコマーシャルの誘惑に耐えることができないことを知っています。そこで、彼らは、パブリック・コミットメントという支柱によって決心を支えることができるように取り計らうのです。つまり、相談にきた人に当面の減量目標を書かせ、その目標をできるだけ多くの友人、親類、隣人にみせるようにさせるのです。」 (「影響力の武器」第二版 R・B・チャルディーニ著 137ページより) 上述の文章は 「人は他人に見えるような形で自分の目標を明確にすると、自分が一貫性を持った人間であることを証明するために、その目標を実現しようという強い気持ちが動きだす。」 と言い換えても良いでしょう。 心理学にはコミットメント(=約束、義務、責務。また、それらに対しての強い決意や覚悟)を公表すること自体が、コミットメントを持続させるという原理があります。 つまり、目標や決意は自ら書く、言葉にする、そして周囲に公表することにより、そのとおりになる可能性が高まるわけです。 こういったことを理解している先生や指導者、講師は授業やセミナーが始まる前に今日の学習目標を各人で考えさせて、自分の手で書かせて、さらに周囲の人に公表するように誘導しているのですね。 心理学を学んでいるとそこで得た知識やスキルを他人に対する影響力を持つコミュニケーションツールとして使うこともできますが、実はもっとよい使い方があります。 それは、その知識やスキルを自分に対して使うということです。 「コミットメントを公表すること自体が、コミットメントを持続させるという原理が働く」ということが理解できたなら、それを他者に利用して部下やスタッフ、生徒に目標を考えてもらい、書いて、人前で発表させるということを行なうだけでなく、自分自身を動かすためにも利用するのです。つまり、実現したい夢や目標があるのであればそれを書いて、より多くの人に公表すれば、自分がその目標に向かって進む努力をするパワーと持続力が生まれ、結果として目標の実現確率が高まるということ。 よく 「目標は人に言うと実現しやすい」 と言いますが、これは目標を口にすることによって、その実現に必要な人との縁(=人脈)が生まれるということとともに、自分も含めて人というのはより多くの人に目標を公表すると、自分が一貫性を持った人間であることを証明するために、その目標を実現しようというとても強い気持ちが動きだし、その結果として目標が手に入りやすいということです。 あなたも公表してみる? PS. =>DVD『すぐ効くビジネスで使える心理学スキル』 =>酒井とし夫の講演会・ビジネスコミュニケーション研修会の詳細はこちら 講演会講師実績その1 講演会講師実績その2 講演会の感想1 講演会の感想2 講演依頼 研修講習会依頼
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