商売繁盛ビジネス心理学 講演依頼講師依頼とコンサルティング・コーチングで人気の酒井とし夫

こんにちは、酒井とし夫です。講演家、作家、コンサルタント、コーチングコーチとして年間100本以上の依頼を受けて日本全国の商工会議所、商工会、商工会連合会、中小企業家同友会、経済団体、企業、行政団体を周って講演、研修、セミナー、コンサルティング・コーチングを行っています。

講演会名古屋でも人気の講師・酒井とし夫講師

☆ビジネス心理学講師・酒井とし夫のメッセージ 437
「当社の社員には気づきが必要なんですよ。気づくと行動しやすくなる。」
先日、打ち合わせをした会社の担当者がそう言った。

「そうですね。たしかにどんなことであれ強制されたことよりも、自分で実感したことは腑に落ちます。実感すると行動に至りやすいですね。」
と私は言った・・・いや、言っていない。

正確には私はこう返事をした。
「そうですね。たしかにどんなことであれ強制されたことよりも、自身の気づきが必要ですね。気づきがあると行動に至りやすいですね。」

まあ、大意としてはどちらも同じことである。
でも、担当者にとって腑に落ちてしっくりくる言葉は「実感」ではなく「気づき」なのだ。

相手がイメージしている言葉と、私がイメージしている言葉は違う。
大きく違う。

試しに隣の席の人にこう聞いて欲しい。
「『夢』という言葉から連想することを5つ書き出してみて!」

そして、お互いに「夢」から連想することを紙に書き出してみよう。
それからお互いに見せ合ってみよう。
どうだろうか?

おそらく二人の「夢」という言葉に抱いているイメージには違いがあることが分かると思う。

これは「夢」という言葉だけでなく「仕事」でも「幸せ」でも「目標」でも「愛情」でも違う。

そうなのだ。
あなたが口にしているその言葉に対するあなたが持っているイメージは、実は相手がその言葉に抱いているイメージとは違うことが多いのだ。

だから、相手が
「当社の社員には気づきが必要なんですよ。気づくと行動しやすくなる。」
と言った時に、こちらが
「そうですね。たしかにどんなことであれ強制されたことよりも、自分で実感したことは腑に落ちます。実感すると行動に至りやすいですね。」
と返事を返すと、相手の心には違和感が生まれることが多くなる。

「いや、実感というより気づきなんです。」
と言われるかもしれない。

ほんの些細なことなんだけど、こんな些細なことがコミュニケーションを良い方向へ導くかどうかの分かれ道になる


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