商売繁盛ビジネス心理学 講演依頼講師依頼とコンサルティング・コーチングで人気の酒井とし夫

こんにちは、酒井とし夫です。講演家、作家、コンサルタント、コーチングコーチとして年間100本以上の依頼を受けて日本全国の商工会議所、商工会、商工会連合会、中小企業家同友会、経済団体、企業、行政団体を周って講演、研修、セミナー、コンサルティング・コーチングを行っています。

講演会講師依頼で評価の高い講師・酒井とし夫

☆ビジネス・コミュニケーション心理スキル385☆
部下やスタッフのやる気を高めて、自発的な行動をしてもらうために有効なコミュニケーションスキルと言われていコーチング。

今年は春からコーチングスクールやセミナーに通っているけれど、そのコーチングの前提に「無条件の肯定的認知」という考え方がある。

これは普遍的な考え方ではないけれど、私自身が学んでいコーチングスクールで教えて頂いたものだ。目の前にいる相手は100%完璧である、ということをそのまま受け入れるということ。言うは易し行うは難いし。

実際には相手は自分と考え方も違うし、知識も、環境も違う。
だから反論もしたくなる。意見もしたくなる。しかし、そこをぐっとこらえて相手を認めて受け入れなくては、その後のコーチングは機能しない。

なぜなら、あなたが反論したり、意見するとその瞬間から部下やスタッフはこう思い始めるからだ。
「やっぱり、この人には何を言っても私のことを分かってもらえない。」

だから、コーチングを機能させるスタート段階では相手をそのまま受け入れるということが大切になる。

しかし、どうすれば相手をそのまま受け入れるということになるのか?
相手の身になる?相手の言い分を理解しようと努める?相手のタイプを判断する?相手の感情を読み取る?相手の育った背景や環境を調べる?相手の無意識の気持ちを探る?・・・そんなことをしている暇も時間もないし、こんなことをしなくちゃいけないのなら結局はコーチングはコーチの「センス」に依存することになる。

するとコーチングはセンスと能力が無いと機能しないことになる。
しかし、コーチングとはスキルだ。スキルということは凡人でも使える一定の技法が存在するはずだ。

じゃあ、「無条件の肯定的認知」って何をすればいいのだ

それはね、「あいづち」と「うなずき」。
相手の身にならなくてもいいし、相手の言い分を理解しようと努めなくてもいいし、相手のタイプを判断しなくてもいいし、相手の感情を読み取らなくてもいいし、相手の育った背景や環境を調べなくても、相手の無意識の気持ちを探らなくてもいい。

まず、最初にすべきことは「あいづち」と「うなずき」。
「あいづち」と「うなずき」なら私のような凡人でも出来る。
だから、スキルなのだ。

相手の話にあいづちを打つ、うなずいてみる。
ここからスタートする。

もし、あなたが
「部下が話を聞いてくれない」
「教えても、その通りに動いてくれない」
ということが多いなら、そもそもアドバイスや指導をする前段で
「この人には私のことを分かってもらえない。」
と思われている可能性がある。

じゃあ、どうすればいいか。
コミュニケーションの初期段階ではまず相手を受け入れる
具体的にはあいづちを打つ、うなずくということ。
(あいづちを打って、うなずくと、必然的に自分は話ができなくなる。
だから、相手は「自分のことを話す時間が確保できる」のだ。)

たったこれだけのことを意識して数分間実行するだけで、相手の反応が今までとは変わる瞬間が訪れることが分かると思う。
部下を持つあなた、ぜひ、お試しを。


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