信頼関係を築く／労働組合講演でも人気の酒井とし夫

☆ビジネス・コミュニケーション心理スキル374☆
コミュニケーションの基本の基本の基本。
それは相手との間にラ・ポール（信頼関係）を築くことだと言われます。

どうやって築くのか？
もちろん相手に興味を持つことだし、スキルとしてはミラーリングやバックトラッキングといったものもある。

そして、ラ・ポール（信頼関係）を築いてから仕事ならアドバイスをしたり、コーチングで気付きを促したり、時にはコンサルティングを行う。

ラ・ポール（信頼関係）を築く前にこれらを行っても相手は「聞く耳を持たない」ことが多い。あなたも信頼できない上司や同僚からアドバイスを受けても、すんなりとは聞き入れられないでしょ。あれがラ・ポール（信頼関係）の欠如です。

自慢じゃないんだけど
「酒井先生から言われると良く言うことを聞くんですよねえ。」
と言われることが多い。

それは私が講演や研修に先生という立場で行っていることも大きいのだけれど、自分なりに初対面の時から相手に興味を持ち、休憩時間や懇親会でも話を聴き、ミラーリングやバックトラッキングといったことも丁寧に行っているからだとも思う。

同じ話をしても「受け入れられやすい人」と「受け入れられにくい人」がいる。
もし、あなたが上司や同僚、取引先に
「話が理解されない」
と感じるならそれは話し方や話の内容の問題ではなく、それ以前に課題があるのかもしれない。

自分の言いたい事、伝えたい事を言うだけなら、それはコミュニケーションではなく独り言と同じ。

コミュニケーションの意図は自分が何を言ったかではなく、
相手の反応にある。

あなたの周りにも居ませんか。いつも自分の言いたい事だけを口にして
「俺はこんなにお前のことを思ってやっているのに・・」
と思っている人が。

相手に受け入れてもらえなければ、
相手にあなたが望む行動をしてもらうことは難しい。

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