商売繁盛ビジネス心理学 講演依頼講師依頼とコンサルティング・コーチングで人気の酒井とし夫

こんにちは、酒井とし夫です。講演家、作家、コンサルタント、コーチングコーチとして年間100本以上の依頼を受けて日本全国の商工会議所、商工会、商工会連合会、中小企業家同友会、経済団体、企業、行政団体を周って講演、研修、セミナー、コンサルティング・コーチングを行っています。

ダメな子/創業塾経営革新塾でも人気講師・酒井とし夫

☆ビジネス心理学講師・酒井とし夫のメッセージ 389
ある女性に聞いたのですが、子供の頃にピアノのレッスンをしていて、弾き間違えた時に先生にこう言って叱られたそうです。
「あなたの手が悪い!」

この話を聞いて人の心理をよく理解した先生だなあ・・・と思いました。
人には何段階かの意識のレベルがあると言われています。
ニューロロジカルレベルと呼ばれる意識のレベル分けでは人の意識は次のように分かれています。

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アイデンティティ
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信念・価値観
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能力
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行動
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環境
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上の方が上位レベルで下に行くほど下位レベルになります
そして、上位レベルは下位レベルに大きな影響を与えます


もし、冒頭のピアノの先生が次のように叱ったとします。
「あなたは本当にダメな子ね」

この叱り方では本人のアイデンティティ=存在自体を否定していることになります。
「あなたという人間はダメな人間だ」
と言っていることになります。

上位レベルは下位レベルに大きな影響を与えるので、もしかしたらその子は
「私は何をやっても上手くできない」
と考え始め、そのような自分の信念や価値観が出来上がるかもしれません。

すると
「自分は能力がない人間だ」
という意識が生まれ、何事も行動することをためらうようになり、その結果として生活や人生といった身の回りの環境があまり良くない状態になる可能性もあります。

冒頭のピアノの先生は「あなたの手が悪い!」と言うことにより、その子の下位レベルである行動を叱ったことになります。
すると本人の能力や信念、存在自体を傷つけないわけです

人を叱るときは下位レベルを、そして褒めるときは上位レベルを対象にするのが基本となります。

「あなたのネクタイは素敵ですね」
と言われるのと
「あなたという存在が素敵です。」
では受ける感覚が違うでしょ・・。

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