機会を活かす/商売心理学講演会講師・酒井とし夫
☆ビジネス心理学講師・酒井とし夫のメッセージ 396☆
先日、友達のSさんと飲む機会があった。
待ち合わせ場所に行くとSさん以外の人も来ていた。
その人はTさん。
実はTさんのことを私もSさんも良く知らない。
そして、Tさんは結構アクが強い。
だから、一瞬だけこう思った。
「あらら・・・」
でも、次の瞬間こう思った。
「この機会を活かそう!」
結局、その日は友だちのSさんとあまりよく知らないTさんと3人で非常に楽しい夜を過ごした。
・・・と書くと当たり前の話。
だけどね、
「全ての機会を活かそう!」
と常日頃から意識していると、突発的な出来事が起きても、それを自分の人生に活かすことができるようになる。
「全ての機会を活かそう!」
という考え方はNLP講座に通っていた時に教えてもらったのだけれど、その時は結構、目からうろこが落ちた。機会を活かす・・・と言うとプラスの出来事をイメージしがちだけれど、たとえそれが一見するとマイナスの出来事であっても活かすことができるようになる。
この考え方を受け入れてから、私は講演の担当者が気難しそうな人であっても、プロジェクターの調子が悪くても、講演中に後ろの方で人が騒いでいても、いきなりマイクの電源が切れても、進行に不都合があっても
「おっと!ちょうどいい、これを活かそう!」
と捉えることができることが多くなった。
担当者が気難しそうな人であっても
「よしよし、今日はこの人をオレのファンにする練習日だな」
と思い、いろいろとコミュニケーションスキルを試してみる。すると案外、その人の良い面も良く見えるようになる。
プロジェクターの調子が悪ければ
「まあ、いいさ」
と、小噺をしたり歌を歌ったり、世間話をする。
すると場内が盛り上がったりする。
後ろの方で騒いでいる人がいても
「何か楽しそうですね!」
と言いながらその人に質問に答えてもらうと結構いい答えが返ってきたりする。
マイクの電源が切れても
「じゃあ、発声練習でもしましょうか。」
と言いながら発生練習をしたり、早口言葉の練習をするとウケたりする。
進行に不具合があっても
「じゃあ、構成を変えてみるか!」
と考えて、いつもとは違う話をしたりして、それが上手くその日のテーマに合ったりする。
起こった現象は変えることはできない。
変えることができるのは
唯一、自分の見方だけなのだ。
まだ私も未熟なので、全部の機会を活かせるわけじゃないけどね・・。
でも、日々の生活は明らかに変わるよ。
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